サンライズをギターに取り付けるための「ウイング」という部品があります。

ソモギー（ウォーターロードなども）はサウンドホールのすぐ近くに力木が来ていて、さらにその背も高いため、サンライズを取り付けようとした場合に標準の「ウイング」では取り付けが不安定になる場合があります。

こういうギターにサンライズの取り付けとうとした時の事を考察してみます。
・トップの振動をなるべく妨げないように前方（指板側）に固定したいが、「ウイング」と力木と干渉するためそう出来ず、ややサウンドホールの中心側になってしまう。そして挟み込む面積も小さくなってしまう。
・では別の方法＝力木ごと固定しようとすると、今度はビスの長さが足りない。ぎりぎり足りたとしても「ウイング」が斜めになってしまい埋め込みナット付近の樹脂が破損しやすくなる。

こういった状況に対応するために、
・ウイングが平行に移動し
・力木を充分にカバーできる大きさを持った
アルミ製の特別な「ウイング」を作ってみました。